秋の神戸北野散歩 その②異人館&北野工房

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異人館が点在する北野通り

兵庫(神戸)港は慶応3年12月7日(1868年1月1日)に、幕府、倒幕、朝廷の政権争いの真っ只中で開港いたしました。
神戸に降り立った外国商人たちは、英国人のJ・W・ハートを中心に、港付近の広大な砂地に大規模な土木工事をほどこして西洋式建築物をおったて、そこを治外法権の居留地として盛んに貿易を行なったのでありました。一方、幕府の兵庫奉行の手によってはじめられていた宅地造成工事は大政奉還によって中断しており、外国商人とその家族たちはとりあえず民家や寺院を仮住まいとしていたのですが、いつまでもそれでは不便やんけということで、仏、蘭、英の3国の公使が京都政府に訴え、その結果、制限つきで居留地以外での建築が認められて、彼らは見晴らしの良い北野の丘に本国風の住居をかまえることとなったのでありました。その後、「脱亜入欧」日本人もこの地にコロニアル住宅を立てて住まうようになり、それら建築物の一部が修理保存されて、今日の神戸北野の観光目玉商品となっているのであります。

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『外国人倶楽部』にほど近い異人館通り(山本通り)の『シュウエケ邸』。元は神戸異人館の父とも呼ばれた英国人建築家ハンセル(1857~1940)の旧邸。

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明治40年築の旧フデセック邸。現在は『英国館』として公開。邸内のロンドンタクシーと共に記念撮影も楽しめる。

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現在はカフェになっている可愛い『パラスティン邸』。ロシアの貿易商フィヨルド・ミハイロヴィッチ・パラスティンによって1914年に建てられた。

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明治後期築の『旧パナマ領事館』。下に異人館巡りのチケット売り場併設。

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阪神淡路大震災後に復元移築された北野坂の『北野物語館』。元は1907年築のM・J・シェー邸。NHKドラマ「風見鶏」の撮影にも使われた館で、一階はオサレなカフェ、二階は資料館。

そのほか、公開、非公開、実際に一般住居として使用されている洋館など、この界隈にはまだまだ異人館があり、なかには『桂由美ブライダルミュージアム』など変り種(笑)もあります。そういえば近頃は異人館のお庭でのガーデン・ウェディングというのも流行っているようですよ。でもアタシにはカンケーないかもねん(T_T)。

でも異人館見学ばかりというのも飽きてきますから、
ここいらでワタクシおススメのアクティブな観光スポットをひとつ紹介しておきましょう。

それは『北野工房』といい、北野の西、トア・ロードにあります。

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以前は北野小学校だった建物(1931年築)を、そのまま利用した施設で、このなかには
パンやケーキの工房や靴、アクセサリーの工房、和紙やおし花のクラフト工房など21の神戸ブランドの工房が入っています。
実際に作っているところを見学したりする他、工房では、個人、団体ともにさまざまな職人技を体験することもできます。もちろん販売もやっているので、神戸土産もばっちりゲット♪。

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『北野工房』内部。

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こちらもハロウィンの飾り付けで盛り上がっています。
「イタズラされたくなかったら、お菓子おくれ~」「ハイハイ、美味しいお菓子だらけだよ、ここは」


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「アンテノール」のアップルパイに「モロゾフ」の生チョコ!!。甘いものに執着しない私でも、思わず笑ってしまう美味しさですぞ。

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食べ物以外で私がやってみたいのは「和紙漉き」体験。いままで国内外でやらせてもらったことあるけど、ちゃんと漉けたこと一度もないのです(それが自慢かい(>_<))。

他にも「トンボ玉」「ちぎり絵」「皮小物」などクラフト系に、「地ビールのティスティング」「コーヒーの自家焙煎」「米ぬかの手作りコスメ」など、いろいろな体験教室あり。
モノ作りの楽しさ満喫の『北野工房』。機会があったら、ぜひどうぞ。
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by Tamarind-Cafe | 2005-10-18 04:55 | 神戸&関西街歩き  

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