大倉山晩秋

調べものなどがあるときは、近所の神戸市立中央図書館を利用します。

今日も書庫の古い資料を閲覧させてもらいに行ってきました。
景色はすっかり晩秋~初冬です。
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ここは三宮の西、「大倉山」というところにあります。
地名は、この一帯八千坪を、明治大正の財閥、大倉喜八郎が購入し、
のちに神戸市に譲渡されたことに由来します。
山といっても字だけのことで、実際は丘です。

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図書館の上は公園になっています。散歩に手頃な広さの公園です。
かつてここに建っていた大倉喜八郎の別荘からは、淡路島まで見渡せたそうで、
大倉翁自身より、彼と親しかった伊藤博文公が気に入って使っていたそうです。
維新の立役者であり内閣初代首相でもあった伊藤博文は、
慶応4年から明治2年まで兵庫県の初代知事を務めたこともあり、
神戸とは縁の深い政治家です。
明治42年にハルピンで暗殺された伊藤博文の銅像を建て、公園にすることが、
大倉翁の土地を寄付するときの条件であったそうです。

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伊藤博文の銅像の立っていた台座です。
今はなんの表示もなく、ただ鉄柵で囲われているだけなので、
これがなにか知らない市民も多いようです。
銅像は太平洋戦争末期、例の金属回収令で供出されたのでありません。
この台座のデザインが、昭和11年に完成した国会議事堂のモデルになった
という説があります。なるほど、形が似ているようです。

公園の見晴らし台からは、六甲山系の菊水山が間近に見えます。
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紅葉もいよいよ最後です。♪もうすぐ~冬ですねぇ~、いやんなっちゃうな~♪
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園内には全国の都道府県を象徴する、さまざまな樹木が植えられています。

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こういう記念碑もあります。
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坂本龍馬はたしかに海軍操練所の入所者だけど、創ったのは勝海舟なのだが~、
と思うのは私だけかな?。

公園の隅には、森の奥深く分け入るかのような、私好みの小道があります。
下りると宇治川に出ます。桜並木があり、春には花見の名所になります。
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大量の落ち葉を見ると、焼き芋してみたいなあと思います。
そんな風流な経験のない街っ子の私なのです。
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図書館での用も終え、公園散策も肌寒くなってきたので、丘を下ります。
大倉山界隈は中央体育館や文化ホール、神戸大学付属病院などがあります。
そのわりにはこれといった飲食店が少ないのですが、
代わりにけっこう有名チェーンのラーメン屋がかたまってしのぎを削っています。

トンコツ、醤油、塩、そのときの気分で店をチョイスできるので、麺食いの私には便利です。

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今日の気分は、さあドッチ?!
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by Tamarind-Cafe | 2005-12-03 04:21 | 神戸&関西街歩き  

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