カテゴリ:雑学( 4 )

 

図説「参拝の作法」

『たにしの江戸参り』tnkさんの記事、「手水の使い方」写真にTBです。

まずはリンクでtnkさんがアップされた写真をご覧ください。
中原淳一の挿絵ぽいレトロな女の子が、
上手に手水を使っているのがなんとも可愛いですね♪(笑)。
しかし、気になったのが、「手水」にてみずとルビをふってあるところ。
私としては、ちょうずと読みたいですなあ。
まあどちらもマチガイではないのだから、好きに読めばいいのだろうけど、
なんでわざわざルビふってるのかな?。
(追記:「手水舎(てみずしゃ)など、神社では「てみず」が一般的なヨミのようです。
 私の勝手な推測ですが、「ちょうず」と読むと、「おちょうず⇒手洗い⇒トイレ」の
 連想になりかねず、それを避けるためかもしれません。)

で、私からのエントリーは「ご参拝の作法」です。
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紀香&陣内効果でむちゃくちゃ参拝客の増えている生田神社で見つけました。
こちらはもうちょっと年上の少女です。レトロ、というより昭和の雰囲気か。
けっこう美人なのに、服やみつあみが手水少女に比べてダサいのが残念(笑)。

ちなみに拍手ですが、これは断じてはくしゅとは読まず、
かしわでと呼んでもらいたいものです。
「二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいっぱい)」は良いとして、
「二回、拍手(かしわで)を打って祈る」と記してほしかった。

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このように、賽銭箱のすぐ横に掲示してございました。
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by Tamarind-Cafe | 2007-01-09 02:00 | 雑学  

『世界を見る目が変わる50の真実』

何気なく観ていたTV番組『世界一受けたい授業!!』に、
イギリスBBCのジャーナリストであるジェシカ・ウィリアムズさんが登場しました。

それでちょっとビックリしてしまいました。

彼女は一年ほど前に日本でも翻訳本が出版された
『世界を見る目が変わる50の真実』(草思社)の著者です。

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私もこの翻訳本で、知識だけは持っていたことの具体的な数字を知ったり、
まるで知らなかったことを教えられたりして目からウロコを落とした読者のひとりです。

たとえば、
 
★自動車は毎分、二人を殺している。

★肥満の人の三人に一人は発展途上国に住んでいる。

★世界の五人に一人は一日一ドル未満で暮らしている。

★世界で三人に一人は戦時下で暮らしている。

★世界中の紛争地帯で戦う子供兵は30万人。

★毎年10の言語が消滅している。


等々。

ええっ~?と思うこと、やっぱりかよ~と思うことが取り上げられています。

また悲惨な事柄ばかりでなく、クスッと笑いを誘うテーマも盛り込まれています。

★ブラジルには軍人よりも化粧品の訪問販売員のほうが多い。

★英国のスーパーマーケットは政府よりも多くの個人情報を持っている。

★米国は国連に10億ドル以上の未払い金がある。


等々。

いずれも数字を指し示しながら、鋭く原因を探り、問題点を的確に表しているので、
誰が読んでも、非常にわかりやすい構成になっています。

そして、この本を読み終えるころ、読者にぼんやりとみえてくるのは、
強国、富裕国による途上国、貧国への窄取だったりします。
もちろん環境破壊しているのも先進国だしね。

そして重要なことは、著者が前書きで
「これらは事実だが、変えられないわけではない」と言っている点です。
同じことをTVでも言っていましたね。

つまりこの本をただの雑学本にして欲しくないということです。
この本をきっかけに、たとえ少人数であっても、
世界を変えていこうという人々が増えれば、
世界はきっと変わるだろうと、そう願っているということです。

私もそう思いたい。
いや、思っているだけではダメか。行動しなくちゃね。

たとえば、日本は世界でももっとも多くの援助を途上国に対して行なっている国です。
だからこそ国民は世界のさまざまな問題点への意識を、もっと高めなくちゃいけないですね。

ちなみに、ジェシカ・ウィリアムズさんは若くてとても美人でした。
私がTVで彼女を見てビックリした理由は、実はそこにあったんですね(笑)。

せっかくだから、
本の帯にでも彼女の顔写真を載せたら、もっと売れるかもよ草思社さん。
って、余計なお世話か。

でも多くの人に読んでもらいたい興味深い本であることは確かです。
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by Tamarind-Cafe | 2006-04-30 04:32 | 雑学  

ナツメ粥

ナツメがたくさんあるのを幸いに、ナツメ粥を作ってみました。

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『テチュチュク 대추죽 (大棗粥)』です。

参考にしたのは、先日のソウル滞在のおり、
宮廷風ベジタリアン韓定食でいただいた黒胡麻粥。
レシピの参考は韓国文化観光部発行の『韓国の伝統料理』からです。

韓国料理にはさまざまな粥(チュク)があり、
日本の粥のようにお米のつぶつぶが残ったものも多いのですが、
この粥は、水につけておいた粳米を潰して、サラサラの白い水にしたものを煮て作ります。
ムリチュクといい、粥として上等のもので、かつて李朝の宮中では
王と王妃に初朝膳(チョジョッパン)という粥膳を出していたそうですが、
その粥膳で出されるのがこのサラサラ粥です。
早朝、起きぬけに食するものなので、胃に優しいようにしてあるんですね。

合わせて煮るのは、胡麻だったり、松の実だったり、ナツメだったり、
そこは薬膳が得意の韓国ですから、
季節に合わせてカラダに良いものをいろいろ使ったようです。
味つけはほんのすこし。塩や甘味などを素材にあわせて使い分けます。

この粥は、米1カップに対してナツメ30個の割合です。
種を取ったナツメをいったん煮たのち、ミキサーにかけ粉砕してから
こちらもミキサーで粉砕して弱火で煮た米粉の汁に少しずつ合わせました。
レシピでは米1に対して使用する水の量は5でしたが、それではまったく足りません。
様子をみながら水をたし、結局10以上は使いました。

ただ、レシピでは、粉砕したお米の水は濾して使い、
ツブツブに残った米粉は捨てることになっています。
私はもったいないから、それも一緒に煮てしまいました。
従って、本来のムリチュクが持つサラサラ感に欠けてしまいました。
画像で見ても、白い米粒が少し残っていますし、粘りも少し出てしまいました。
ツメが甘いというか、ビンボー性というか。しょせん私は庶民でございます(笑)。
フードプロセッサーを使った方が、もっとキレイに出来上がると思います。

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ちなみに、このサラサラ粥のムリチュク、ほぼ同じレシピで、
おもに甘味をつけたものが、薬膳の本場中国は広東省~香港にもあります。
しかしこれは「粥」の扱いではなくて、デザートの扱いになります。
景徳鎮の安物のお碗によそってレンゲを添えれば、李朝宮中のお粥から、
香港庶民の甜品(スィーツ)に早変わりです(笑)。
香港では、これを「糊(ウー)」と呼びます。
米粉の汁を煮ると糊状になりますからね、そのまんまというか(笑)。
素材の名前をとって、たとえば黒ごまだと「芝麻糊(チーマーウー)」です。
日本語では、小豆ベースのデザートとひっくるめて、全部「しるこ」と訳されています。


◆お粥やお汁粉に適した薬膳食材と主な効用 ※あくまで参考までに

ナツメ 滋養強壮、血圧の調整、精神安定、抗アレルギー反応の抑制
※ちなみに、今回ナツメ粥に期待したのは、この最後の「抗アレルギー反応の抑制」。
はやくも花粉の影響でハナミズと目の痒みがではじめたのです。
ナツメは直接食べるのも美味しいですが、粥や煎じて茶にすると大量に摂取できます。
ただし糖分が多いのがネック!。

蓮の実 肝機能 消化器系の強化、下痢止め、腰痛、精神安定

クコ 滋養強壮、肝機能の調整、血圧を下げる、視力回復、生活習慣病の予防

松の実 肺機能活発、咳痰を鎮める、便秘

クルミ 呼吸器の強化、咳 喘息を鎮める 便秘、髪を黒くする

 消化促進、腎機能活発、血液循環、骨の強化

サンザシ 血液循環の調整、肩こり腰痛 、消化促進、下痢

大根 呼吸器の強化、咽喉の痛み、咳を鎮める

ニンジン 滋養強壮、消化促進、肌荒れ

カボチャ 胃腸弱の改善、妊婦や心臓病 糖尿病患者の滋養

小豆  利尿作用、むくみ改善

黒胡麻 滋養強壮、肝腎機能の強化、高血圧貧血の改善、便秘、自律神経失調の改善

百合根 呼吸器を潤す、咳を鎮める、精神安定

杏仁(アンニン) 呼吸器系の調整、喘息 便秘
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by Tamarind-Cafe | 2006-02-28 21:05 | 雑学  

今夜は中秋節

今夜は中秋の名月。
我が家のベランダから見た十五夜満月です。
街中ですが、さすがに本が読めそうなくらいピカピカ光ってるよ~。

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ところで、中秋の風習は日本だけではありません。 
古くから中国や朝鮮半島でも家族が集まって月を祀り愛る習慣があり、現代も続いています。
中国では中秋節、家族の団欒を表す団圓節ともいいます。
日本では月に住むのはウサギですが、中国では月娘娘と呼ばれる女性です。
この月娘娘は、本名を嫦娥(ジョウガ)といい、彼女にまつわる伝説はいくつもあります。
そしてこの中秋、日本では月見団子を食べますが、中国では月餅を贈り合います。

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これは老舗の上の画像は『奇華餅家』というメーカーの広告です。香港映画の大物俳優兼プロデューサーのエリック・ツァン(曾志偉)が出演しているので紹介しちゃいます。私は昔から彼のファンなのであります(^^)v。このメーカーのクッキーも美味しいよ。

うちにも香港の友人から送られて来ました。↑の月餅ではないですけどね。
ともあれ今年の中秋の名月は中国式です。というか、毎年たいてい香港式なんですよね。
というのも、中秋の季節は香港に行くことが多いのです。しかし今年は、先日の香港ディズニーランドの開園で、中国本土からドドドッと観光客が押し寄せて香港が混雑気味のため、パスすることにしました。で、月餅の方からやって来てくれたってわけ。

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ウサギさんのポッチがついた急須と小皿は有田焼き。焼きしめ皿は友人の陶芸家の作品。

月餅をアップにしてみましょう。
これはもっとも伝統的な広東式の月餅で、「雙黄蓮蓉月餅」というものです。
蓮の実の餡に咸蛋というアヒルの卵の黄身の塩漬けをふたつ入れた、こってり味の一個200g弱、カロリーは軽く400を越えるヘヴィな月餅です。
実はこってり餡モノがイマイチ苦手な私、これはひとかけで充分、いや実は見るだけで満足のシロモノです。きっと月餅大好きな人でも一度にこれ一個はぜったい食べられないと思う。でも大丈夫、冷蔵庫で保存が効くので、少しずつやっつけることにします。

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ちなみに月餅は、今ではどんどん種類が増え、しかも豪華になっています。
伝統的な蓮の実餡や胡桃餡、胡麻餡などの月餅に加え、ライチやマンゴーなどのフルーツ餡のもの、カスタード餡などケーキ風にアレンジされたものなどバリエーションも多く、近年は冷やして食べる「冰月餅」といった、ちょっと変わりダネも登場しています。

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老舗餅菓子店や高級ホテルも独自の工夫をこらしたギフト用月餅を売り出し、このシーズンの月餅商戦は活気がすごいというか、すさまじいものがあります。

香港ではディズニーランド開園を記念してディズニー月餅も売り出されたようですよ。
きっとすごーく売れてるんだろうなあ。




そうそう、ついでにご紹介。ウチでインテリアになっているコレ、古い月餅の型です。
昔の菓子職人はこれを使って月餅をひとつひとつ手作りしていたんですね。
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by Tamarind-Cafe | 2005-09-18 23:10 | 雑学