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いまごろチョコレート

今夜のTV『世界不思議発見』で知ったのですが、
『ナルニア国物語』で、白い魔女が子供を誘惑するのに使ったお菓子(プリン)は、
「ターキッシュディライト」というお菓子なんだそうです。

これはイギリスの子供たちが大好きな甘いお菓子だとか。
ゼリーのようだけど、テクスチャーはぎゅうひみたいで、
甘い香り付けにローズウォーターを使っているらしいです。
普通にスーパーでも売られているポピュラーなお菓子のようですが、
名前通り、元はトルコから来たもので、トルコでは「ロクム」というお菓子なんですよね。
見ただけで虫歯になりそうなお菓子でしたが、イギリスのもトルコのも、
一度食べてみたいなあ、と思いました。

私は自分では甘いお菓子を買って食べることは少ないのですが、
先日のバレンタイン・ディのときにあちこちのブログで
美味しそうなチョコレートを見かけました。
拝見しているうちに、なんだか食べたくなってきたので、
なんともお手軽ですが、最寄のコンビニに物色しに行きました。
そこで見つけたのがこれ。
明治の『noir』。その名の通り、ブラックチョコレートです。

いまごろチョコレート_d0005397_22252623.jpg

ベネズエラ産46%を含む、全体の63%がカカオマスだそうです。
抗酸化物質のポリフェノール(フラボノイド)が多そうですねえ。

先日知った付け焼刃的知識によると、カカオマスが75%くらいで、
砂糖を25%以下に少なくしたビターチョコレートは
糖尿病患者の人たちも食べられるチョコだそう。
カカオマスに含まれるフラボノイドは、血圧を下げて
インスリンの効果を高める作用があるといわれています。
もっともまだ実際にその効果が実証されるまでにはいたってないみたいですけどね。
でもそういう効果がなくても、食べても大丈夫なチョコがあるなら、
患者、あるいは低インスリンのダイエットをされている人には嬉しいことでしょうね。
実際に低インスリン・ダイエットをやっている人から聞いたところでは、
糖尿病患者用のチョコで美味しいのは、なかなか見つからないようです。
75%以上もカカオマスが入っていると苦味や酸味がキツくなってしまうからですね。

どうやらドイツがけっこう糖尿病患者用の食品が豊富らしく、
美味しいチョコもあるらしいですね。
そういえば、これも先週の『世界ウルルン滞在記』で見たのですが、
番組中に登場したエクアドルのチョコ会社が、
マズいチョコに困っている糖尿病患者のために美味しいチョコを作っているようでした。
カカオマスは多いけどエグ味を減らし、砂糖は少ないけど、甘味をつける、
そんな特別な工夫があるんでしょうね。興味深いです。
ちなみに、普通の人が、美味しさと共にフラボノイド効果も期待するなら、
カカオマス70%くらいのチョコがいいそうです。
ただし食べすぎはやっぱりダメだそう。

ところでこの明治の『noir』。
カカオマス70%にも近いし、お味もなかなかぐぅです。
苦味も上品、イヤミのない程度の酸味もあり、大人のチョコって感じ。
舶来の有名なチョコはそこそこ高価ですから、
コンビニで安価にこのレベルのチョコがあるのはありがたいかも。

いやいや、でも食べすぎはいけないんでした。たま~にね、楽しむことにしましょう。
残りはどこかに隠しておかなくては(笑)。

蛇足ながら『世界不思議発見』と『世界ウルルン滞在記』は、
あまりテレビをみない私の、数少ないお気に入り番組です。
「いながら旅行気分」というところが共通点♪。
でも美味しそうなモノが出てくると、ちょっと辛いですね(笑)。

by Tamarind-Cafe | 2006-02-18 23:31 | CISチョコレート情報局  

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